お店の外にニーズあり!?~薬局での本の販売で見えたお客さまへのアプローチ~
こんにちは!
Twitterのフォロワーが2000を超えたゆっけです!
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本日は本屋での仕事で再発見した、商売について再考してみたいと思います。
今回の事例:薬局で本の販売
今回は、脳神経外科併設の薬局で本の販売の依頼を受けました。
先日薬剤師さん、社長さんにヒアリングにお伺いしました。
経緯&患者さまの動向
まず、薬局の先行事例として薬局で本を売るという事例が研修であったそうです。
この事例をご覧になられた社長さまが、友達の薬剤師にきいてくれたそうです。
そこでご紹介を頂きました。
患者様の傾向ですが、認知症・糖尿病の患者様が多いようです。
そして、他の所へお出かけをする余裕がなく、ご自宅と病院の往復生活がほとんどのようです。
今回の話に乗る決め手
最大のポイントは
”健常者以外にいかにアプローチするか?”
が大きなカギだと感じました。
今回の薬局訪問で感じたことの一つに、私たちのような小売店は、
”健常者のお客様でほぼ成り立っている商売”
ということを再認識しました。
つまり、自力でお店に来れない人には商売が物理的に不可能だったのです。
病院&薬局は生活の導線でどういう立ち位置かを考えたところ、
仕方なく行く が正直なところかなと思っています。
好き好んで病院には普通行かないと思いますw
つまり、病院は患者さま(特に通院)の日常導線であり、貴重なお出かけ先でもある。
さらには、小売店とバッティングする可能性は限りなく低いと読みました。
病院で何かを売ることを決意した瞬間です。
薬としての本が再定義される
今までは"本"というものは、読み物という観点でしか定義されていませんでした。
では、認知症の患者さまと本の相性を考えます。
例えば脳トレ本なんかは、相性が良いですね。
直接脳に刺激を与えることで、認知機能の回復が期待されます。
ここでゆっけ氏は気が付きました。
これって薬じゃん!!!
そうです、本というのは・・・
過去:余暇の時間に読む媒体
今回:患者さまの治療に関与する薬
となりうるのです。
これにより、本というのは嗜好品から生活必需品として価値が上がると感じました。
ただ、ネックなのは一つ。
薬が売れなくなるのでは!?
薬局さんの本業に影響を与えない&薬局さんが自信をもって本を勧めて、患者さまのもとに届く導線をしっかりコーディネートする必要性を感じています。
新たな本屋のチャレンジとして見守ってください。
本屋の現場からは以上です!!